絶対音感あるある vol.2
昨日Twitterでたまたま絶対音感の話になって
以前書いた「絶対音感あるある」の記事を思い出した。
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せっかくなので続編を書いてみる↓
注)私が書いているのは基本的に幼少期に音楽教育を受けたタイプの絶対音感あるあるです
・便利なことは手元に楽器がなくても作曲や採譜ができることぐらい
・夢で知らない曲が流れてて、目覚めた時に「あ、今の作曲してたんや」と気付く
・そして枕元に五線紙を置いてみるが、記憶力はないので結局書ききれない
・歌詞が覚えられない話は前に書いたが、実は曲名も覚えられない(これは私の記憶力の問題)
・幼い頃は全員ドレミで聞こえていると思ってたし周りに絶対音感の子がわんさかいたから特別なことだと知らなかった
・それを小学校あたりで知って驚愕
・じゃあ普通はどう聞こえているのか頑張って考えるがやっぱりわからない
・小中学校の音楽の授業中はだいたいピアノの調律のズレが気になって内容が入ってこなかった
・「絶対音感羨ましい!」と言ってはもらうが、生まれた時はみんな持っていたのに所詮生きて行く上で必要なくて衰退していく能力だし生活には不向きだからない方が幸せだよ、と思う
・大学の副科楽器の最大の難関はチェンバロ、目眩しかしなかった(現在のドレミと音の高さが違うため)
・なので1音間違えるともう立て直せない(弾いてる音と鳴ってる音が違うため)
・御堂筋線の車内で駅に着いた時に鳴るチャイム、ファ#〜レ#〜(微かにシ〜)Bか、あ、だから#に聞こえてたんか、とか考えてる自分にイラっとする
・耳鳴りにも音階があってイラっとする
・その音の高さは体調と何か関係があるのでは?と思うが次の耳鳴り時には前の音を忘れてる
・疲れて家の中を無音にするが、結局冷蔵庫や空調から微かになってる唸り音が音名に聞こえてがっかりする
・疲れるのでなくなればいいと思うけど、ほんまになくなったらたぶん寂しい
・何度も言うが喋り声は十二音階には当てはまらない
・ベンプロペリンリン酸塩製剤は脅威
・私たちが音感教育を受けた当時は440が主流だったので442に困惑
・わざと438とかにしてる音源には更に困惑
・音叉最高
・最近ドレミ変換機能をOFFにする術を身につけたが、それはそれでエネルギーを使うので結局休憩にはならないことに気付き絶望する
・ハッピーバースデーをみんなでアカペラで歌い出す時ちょっとソワソワする
・はじめてのおつかいはドーレミファーソラシドーじゃな〜い
《前回の補足》
・アルトリコーダーはドレミファソ→ソラシドレ→ドレミファソと2段階で脳内変換しながら演奏する羽目になるため、教員免許の実技試験でのアルトリコーダー初見演奏はカオスだった(教職取ってる音大生あるある)
ちなみに絶対音感保持者に
ドは赤とかソは青とか調に色があったりする人が多いのは
色聴という先天的でメルヘンな能力ではなく
単に音感教育で使う音名カードなどの教材に色がついていたりした
後天的な要因によるものがほとんどだと思います。
(結構みんな覚えてるもんよね、すり込み教育って凄いね)
まぁ少々疲れるけど、先日講義で生徒たちに耳コピの速さを披露したら
めっちゃ盛り上がってくれたのでよしとしよう。笑
また思い付いたら書きます
Antique 2nd Cover Album
『Love Ballade Covers〜STAY〜』
2016.4.14 Release
ATCD-002 全8曲 ¥2,500(税込)
ダイジェスト >> https://youtu.be/RVnhM0Dr0p8
オンラインショップ >> http://antique.buyshop.jp
田口愛理 Official Web Site
http://www.airitaguchi.com