【ご報告】
昨年居住地を関東に移し
毎週帰阪する形で関西の仕事を続けてきましたが、
今年度をもって甲陽音楽学院とHAL大阪の講師を退任し
来年度から仕事の拠点も関東に移すことにいたしました。
甲陽音楽学院では11年間、
HAL大阪では8年間講師をさせていただき、
途中お世話になった別の学校も合わせると
累計1500人以上の学生を送り出しました。
お世話になりました沢山の方々に
本当に感謝の気持ちで一杯です。
簡単にですが
年度末に差し掛かった最近の出来事を綴っておきたいと思います。
3月に入り1週目、まずはHALで最終授業を迎えました。
先日も一度書きましたが(LINK)
学生たちからは色紙やメッセージDVDを
先生方からもお花をいただき感謝感激
毎週見てたこの景色、目に焼き付けてきました。
ここで得たことは一生の宝物です。
2週目は甲陽の卒業&進級ライブ。
数年間シンセ周りのセッティングフォローで参加し
他の先生方や学生と一緒に試行錯誤してきた
思い入れのあるイベントです。
神戸朝日ホールの舞台裏を
何度全力疾走したことだろう。笑
でも毎回生徒たちの成長が見れたり
卒業生が遊びに来てくれて再会できたり
嬉しいことがたくさん起こる日なんです。
そして今回はなんと本番終わりに
寄せ書きをいただいて嬉しさ二倍
心のこもったメッセージ本当にありがとう!!!
そして最後は卒業式と体験セミナー3日程。
卒業式には数年ぶりに壇上で参加し
卒業生の名前の読み上げもさせてもらいました。
そして今度はスタッフの方々からこんなものを、、、涙
大切にします、ありがとうございます。
体験の中日には旦那氏のセミナーもあり
最終日はシンガーYURIさんの講師バンドで
一日演奏させていただきました。
YURIさん、講師バンドの皆様、スタッフの皆様、
この後の在校生セッションに参加したみんなも
ありがとうございました&お疲れ様でした!
退任を決意してからずっと考えてたんです、
若干23歳だった私を甲陽に講師として招いてくれた恩師は
なぜあんな生意気で未熟だった私にこの仕事が務まるなんて
思ってくれたんだろうと。
私はその期待に応えられたのだろうかと。
もし先生がご存命なら
今日この日に何て仰っただろうと。
最初は学生と歳もほとんど変わらなくて
逆に生徒側に不安を抱かせていたことと思います。
でも年数を重ねるにつれて世代による価値観の違いや
ゆとり教育の影響と共に若者たちのリアルを肌で感じ
伝えることの難しさと楽しさを知り
私自身も時代に寄り添う必要性を感じ
少しだけど歳を重ねたが故の説得力も出て
日々彼らの成長に刺激を受け、学んで、成長できました。
そして涙を流してくれた学生を見て思いました、
ほんの少しかもしれないけど
先生に恩返しができたかもしれないって。
学生時代には思いもしなかった専門学校の講師という仕事は
今や私のライフワークです。
これからも大切にしていきたいと思います。
来月からはHAL東京のミュージック学科にて
講師をさせていただくことになりました。
場所が変わっても私らしく
相変わらずイントネーションの激しい大阪弁で
熱苦しい講義をしていきたいと思います。
東京の皆様、どうぞよろしくお願いします!
そんな新たな職場、何度見てもいかつい、、、笑
最後になりましたが
この場でのご報告となってしまった皆様
直接ご挨拶が出来ませんでしたことお許しください。
そして在校生と卒業生のみんな、
皆からの近況報告は最大の講師冥利です。
嬉しいことがあった時でも
悩んだり迷ったりした時でも
いつでも連絡してね。
心から、感謝!
田口愛理 Official Web Site
http://www.airitaguchi.com
| 固定リンク
コメント